経営情報

対処すべき課題

中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題

今後の当社グループを取り巻く市場環境については、新型コロナウイルスの感染拡大による影響は深刻であり、東京オリンピック?パラリンピックの延期が決定したほか、大都市圏における再開発プロジェクトをはじめとした施工物件の進捗や受注状況が悪化する可能性が高く、先行きが見通せない厳しい状況が続くものと思われます。

このような状況のもと、当社グループでは、2016年度から2020年度までの5カ年における中期経営計画の基本テーマ「進化する快適環境ソリューショングループ」の実現をめざし“For the next stage「技術力」「施工力」の深化”の基本方針のもと、前年度に引き続き、多様な価値観が共存する生活様式に対応できる「コンサルティング力」を駆使し、収益の拡大を図るため、開発部門や施工部門のみならず、当社グループの全業務分野における「技術力」のさらなる強化に取り組んでまいります。

海外事業については、当社の持分法適用会社でベトナムにおける樹脂サッシ最大手メーカーであるEUROWINDOW,JSC.との連携強化により、さらなる受注拡大を図ると共に、これまでと同様に東南アジアを内需と捉えて積極的な事業展開を推し進めてまいります。その一方で、2018年3月にBX BUNKA AUSTRALIA PTY LTDを設立したオーストラリアにおいては、同国内において産業?商業施設向けシャッターを製造?販売する創業80年を誇る老舗メーカーであるARCO(QLD)PTY LTDの全株式を取得し、新たに産業?商業施設分野への参入を果たすとともに、両社のシナジー効果を最大限発揮することで、オーストラリアにおける事業展開の拡充を図ってまいります。

(多様な働き方の支援)
当社グループでは、全従業員が働きがいを持って業務に従事できるよう、多様な働き方を支援する取り組みを推し進めています。「労働時間の可視化」をはじめとした労務管理の徹底による長時間労働の抑制やシフト勤務、テレワーク等の柔軟な働き方を支援する制度の導入、育児や介護をしながら勤務を継続できるような育児両立支援制度の拡充等、従業員が活躍できる職場環境づくりに取り組むとともに、社内基幹システムの刷新に伴い、業務効率や生産性の向上をさらに追求することで「働き方の革新」を推し進めてまいります。

(CSRへの取り組み)
当社グループでは、事業活動の原点である社是(誠実?努力?奉仕)をはじめとして、企業活動における行動指針である経営理念や、2007年に制定した「CSR憲章」を常に意識して事業活動を推し進めています。また、当社グループでは全ての法令を遵守し、公正な事業環境の中で利潤を追求すること、事業活動を通じて広く社会に貢献することが、社会との信頼関係を構築することであると強く認識しており、役員、社員全員を対象にコンプライアンス教育や研修を実施するとともに、働く仲間を尊重しあう風土づくりをめざし、差別やハラスメントについての正しい知識を身につけるための教育なども実施してまいります。
地球規模で深刻化する環境問題に対しては「グループ環境方針」に則り、環境負荷を軽減した企業経営をめざし、事業活動におけるエネルギー使用の合理化及び電気需要の平準化並びに廃棄物の削減に取り組むとともに、商品開発分野においても100%リサイクル建材や環境配慮商品などのラインアップをさらに拡充し、環境負荷軽減への取り組みを推し進めてまいります。
今後は、企業の持続的成長?発展のための重要なテーマであるESG(環境?社会?ガバナンス)及びSDGs(持続可能な開発目標)を重視しながらCSR(企業の社会的責任)を一層積極的に推し進めていくことで、当社グループの企業価値の向上と、持続可能な社会の発展に向けた取り組みを強化してまいります。

このように、当社グループは「快適環境のソリューショングループ」として常に進化し続けることで、絶えず変化する社会的課題の解決をめざして事業に取り組んでまいる所存です。